三国志関連電子文献の紹介
中央研究院漢籍電子文献
台湾の国立研究機関「中央研究院」が運営するwebサイト。様々な文献史料のデータベースが公開されています。
使い方
「漢籍全文資料庫」をクリック
ページ下部の「免費使用」をクリック
【基本檢索】の検索ボックスに検索したい語句を入力し実行すると、データベースに収められている文献を横断的に検索することができる。
また旧字体や新字体の両方に対応しているため、例えば「関」で検索すると結果に「關」が反映される。
【全庫瀏覽】の「史」より「正史」を展開すると『後漢書』や『三國志』『晉書』が、また「集」 より「小說」を展開すると『三國演義』を読むことができる。
中國哲學書電子化計劃
様々な史書や類書等を収録するデータベースで、漢代以前について記された文献は「先秦兩漢」に、漢代以降の文献は「漢代之後」に分類されています。
「先秦兩漢」の「史書」には『東觀漢記』や『後漢書』が、「漢代之後」には『世說新語』や『三國志』『水經注』『神仙傳』『三國演義』『太平御覽』等が収録されています。他にも「圖書館」のタグより様々な文献の影印画像データを見ることもできます。
使い方
左フレームより閲覧したい文献を選択すれば、本文を閲覧することが可能。
また「在」で検索範囲を指定(書物や先秦兩漢、漢代之後)し検索語句を入力、実行すると横断的に検索ができる。
漢籍リポジトリ
四庫全書をweb検索することができるデータベースです。主に「史部」に収録されている『後漢書』や『資治通鑑』『華陽國志』『安南志畧』など数多の文献を閲覧や横断検索をすることができます。
使い方
目録の「史部」をクリックし、閲覧したい文献を選択。
詳しくは以下のページを参照されたい。
中央研究院両千年中西暦転換
http://sinocal.sinica.edu.tw/ ※2019年7月1日(月)に閉鎖
『三國志』や『後漢書』本紀などに記され日にちを中国歴や西暦に変換するサイトです。中国歴から西暦、西暦から中国歴へ変換(旧暦⇔西暦)することもできます。
使い方
例として『後漢書』卷九 孝獻帝紀の「(建安十八年)夏五月丙申,曹操自立為魏公,加九錫。」を用いる。
今回は中歴から新暦への変換のため「中曆->西曆」の欄に入力していく。
まず建安は後漢の年号なので「國號」には東漢を、「帝號」は獻帝、「年號」には建安を選ぶ。
次に年月日を入力していくが、ここで全角数字を入力するとエラーが出てしまうため、半角で入力しなければならない。
□或□年は「或」前の□に年数18を、閏月ではないため、「閏」の前の□はチェックせずに「月」には5を入力。そして「日」は何日なのか不明のため、□或□日の「日」の前の□に丙申を選択する。そして「中曆->西曆」の右にある執行をクリックすると、ページが変わる。
ページ上部に「東漢獻帝建安18年5月 西元213年6月16日(星期三)」と出力される。すなわち建安十八年五月丙申は西暦では213年6月16日(水)ということが分かる。また下の表のピンクで表示されている数字の干支が10を示しており、旧暦では5月10日であることが分かる。
【追記:2019年8月1日】
提供先が変わりサービスが再開しました!
中国歴史地図集
http://www.ccamc.co/chinese_historical_map/index.php
三国志ファンの間で広く知られている譚其驤 主編『中国歴史地図集』(全八巻)を基に作られた地図データベースです。夏、商~清代まで各地の地図を見ることができます。
使い方
左フレームより見たい時代や地域を選択
PCからの場合、右クリック→「画像だけを表示」で表示すると見やすいです
古典籍総合データベース
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html
早稲田大学図書館が所蔵する古典や漢籍をはじめとする、多種多様な資料を収録したデータベースです。三国志関連では陳寿『三國志』や『通俗三国志』『絵本通俗三国志』『李卓吾先生批評三国志(李本)』『四大竒書第一種(毛本)』等が公開されています。
使い方
検索ボックスにキーワードを入力し、検索
検索結果で表示された画像をクリックし、「↑画像をクリック(Click here)」をクリック
閲覧方法(HTMLかPDF)を選択
全相平話二種
https://web.archive.org/web/20150822214028/http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp:80/~nikaido/pinghua.html
三国志演義の原型となった物語とされる『三国志平話』と『武王伐紂平話』の画像とテキストデータを公開したデータベースです。現在は製作された二階堂善弘先生が削除されてたため、Internet Archiveを経由しなければ閲覧ができません。
使い方
閲覧したい『平話』の巻を選択しクリック
葉逢春本《三國志史傳》
http://www.babelstone.co.uk/SanguoYanyi/YeFengchun/Contents.html
関西大学教授 井上泰山先生がスペイン・エスコリアル修道院にて発見された中国本土でも既に佚した天下の孤本『三國志史傳 葉逢春本』の影印を公開するデータベースです。
使い方
閲覧したい巻や題を選択しクリック
リンク先のページのタブでページを進めたり、巻を変更する等の操作が可能
【終了】第14回 三国志研究会(全)例会のお知らせ
次回の第14回目の三国志研究会(全国版)例会開催のお知らせです。
1週間しかないのか…すみません、相変わらずの直前告知であります。
— 3594ken (@3594ken) 2017年7月23日
第14回三国志研究会(全国版)
日時:6月25日(日)14:00〜17:30
会場:龍谷大学大阪梅田キャンパスhttps://t.co/aPhWKWeETx … … … … … … #三国志
内容は以下の通りです。
— 3594ken (@3594ken) 2017年7月23日
14:00〜15:00 菅澤博之先生の孫子講座「地形篇 」
15:15〜16:15 教団さん「関西の桓帝 其二」
16:30〜17:30 竹内真彦「演義的校勘日記:第5回前」
会場はセミナールームです。直接会場にお越しいただいてもかまいませんが、一応私は13:45にJR大阪駅桜橋口に参ります。桜橋口にいらっしゃる方は事前にリプ、DMもしくはinfo@3594.infoまでメールいただけると嬉しいです。
— 3594ken (@3594ken) 2017年7月23日
【日時】
2017年7月30日(日)14時00分~17時30分
【会場】
ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階 龍谷大学大阪梅田キャンパス
【プログラム】
14時00分~15時00分 菅澤 博之
孫子講座「地形篇」
15時15分~16時15分 教団
「関西の関帝 其の二」
16時30分~17時30分 竹内 真彦(龍谷大学教授)
※発表順が前後したり、内容が変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※途中入退室は可能です。
【集合】
第1部よりご参加される方は13時45分にJR大阪駅桜橋口改札前にお集まりください。第2部以降よりご参加される方は直接開場までお越し下さい。
参加ご希望の方は三国志研究会のアカウント(@3594ken)にリプライかDM、またはinfo@3594.info(メールはこちらへ)までご連絡をお願い致します。
〒530-0001
大阪市北区梅田2-2-2
JR大阪駅 桜橋出口より徒歩4分。
大阪市営地下鉄 四つ橋線 西梅田駅 3番出口すぐ 地下通路で直結
アクセス方法はこちらをご覧ください。
【終了】第13回 三国志研究会(全)例会のお知らせ
次回の第13回目の三国志研究会(全国版)例会開催のお知らせです。
残り10日を切ってしまった…相変わらずの直前告知であります。節目(笑)の第13回です。
— 3594ken (@3594ken) 2017年6月15日
第13回三国志研究会(全国版)
日時:6月25日(日)14:00〜17:30
会場:龍谷大学大阪梅田キャンパスhttps://t.co/aPhWKWeETx … … … … … #三国志
内容は以下の通りです。
— 3594ken (@3594ken) 2017年6月15日
14:00〜15:00 菅澤博之先生の孫子講座「行軍篇 」
15:15〜16:15 佐藤ひろおさん「魯粛・関羽の単刀会の検証-『三国志集解』『建康実録』『資治通鑑』を横断的に比較して-」
16:30〜17:30 護倭中郎将Ryuさん(題目確認中)
今回、竹内はおまけです(笑)。会場は研修室となります。直接会場にお越しいただいてもかまいませんが、一応私は13:45にJR大阪駅桜橋口に参ります。桜橋口にいらっしゃる方は事前にリプ、DMもしくはinfo@3594.infoまでメールいただけると嬉しいです。
— 3594ken (@3594ken) 2017年6月15日
【日時】
2017年6月25日(日)14時00分~17時30分
【会場】
ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階 龍谷大学大阪梅田キャンパス内研修室
【プログラム】
14時00分~15時00分 菅澤 博之
孫子講座「行軍篇」
15時15分~16時15分 佐藤ひろお
「魯粛・関羽の単刀会の検証-『三国志集解』『建康実録』『資治通鑑』を横断的に比較して-」
さまざまな史料を比較しながら「史実」をつかみとることを目指します
16時30分~17時30分 護倭中郎将Ryu
「『安南史畧』などから見た後漢末の交阯部の群雄割拠」
時間未定 竹内 真彦(龍谷大学教授)
※発表順が前後したり、内容が変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※途中入退室は可能です。
【集合】
第1部よりご参加される方は13時45分にJR大阪駅桜橋口改札前にお集まりください。第2部以降よりご参加される方は直接開場までお越し下さい。
参加ご希望の方は三国志研究会のアカウント(@3594ken)にリプライかDM、またはinfo@3594.info(メールはこちらへ)までご連絡をお願い致します。
〒530-0001
大阪市北区梅田2-2-2
JR大阪駅 桜橋出口より徒歩4分。
大阪市営地下鉄 四つ橋線 西梅田駅 3番出口すぐ 地下通路で直結
アクセス方法はこちらをご覧ください。
【終了】第12回 三国志研究会(全)例会のお知らせ
次回の第12回目の三国志研究会(全国版)例会開催のお知らせです。
節目の第12回……と思いましたが、むしろ第13回の方が節目なのだろうか?
— 3594ken (@3594ken) 2017年4月25日
第12回三国志研究会(全国版)
日時:5月21日(日)14:00〜17:30
会場:龍谷大学大阪梅田キャンパスhttps://t.co/aPhWKWeETx … … … … #三国志
内容は以下の通りです。
— 3594ken (@3594ken) 2017年4月25日
14:00〜15:00 菅澤博之先生の孫子講座「九変篇 」
15:15〜16:15 酒井(R・F)さん「社会システムから三国時代を眺望する:魏の巻」
16:30〜17:30 竹内真彦「演義的校勘日記:第4回できれば全」
会場はセミナールームです。直接会場にお越しいただいてもかまいませんが、一応私は13:45にJR大阪駅桜橋口に参ります。桜橋口にいらっしゃる方は事前にリプ、DMもしくはinfo@3594.infoまでメールいただけると嬉しいです。
— 3594ken (@3594ken) 2017年4月25日
【日時】
2017年5月21日(日)14時00分~17時30分
【会場】
ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階 龍谷大学大阪梅田キャンパス内セミナールーム
【プログラム】
14時00分~15時00分 菅澤 博之
孫子講座「九変篇」
15時15分~16時15分 酒井(R・F)
「社会システムから三国時代を眺望する(魏の巻)」
16時30分~17時30分 竹内 真彦(龍谷大学教授)
※発表順が前後したり、内容が変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※途中入退室は可能です。
【集合】
第1部よりご参加される方は13時45分にJR大阪駅桜橋口改札前にお集まりください。第2部以降よりご参加される方は直接開場までお越し下さい。
参加ご希望の方は三国志研究会のアカウント(@3594ken)にリプライかDM、またはinfo@3594.info(メールはこちらへ)までご連絡をお願い致します。
〒530-0001
大阪市北区梅田2-2-2
JR大阪駅 桜橋出口より徒歩4分。
大阪市営地下鉄 四つ橋線 西梅田駅 3番出口すぐ 地下通路で直結
アクセス方法はこちらをご覧ください。
龍谷大学 大阪キャンパスまでの順路
JR大阪駅桜橋口から龍谷大学大阪キャンパスまでの順路を、画像を用いてご案内いたします。(所要時間は約5分)
龍谷大学大阪キャンパスが入るヒルトンプラザウエストは大阪市営地下鉄「西梅田駅」3番出口と地下通路が直結していますので、「JR大阪駅から西梅田駅へ乗り換える」というイメージを持っていただけると移動がしやすいかと思います。もし分かりにくければ「4.」まで四つ橋線の乗車案内の標識に沿ってみてください。
1.桜橋口の改札を出てすぐの場所です。目の前にコインロッカーが見えますので、その後ろにある階段を下ります。
2.階段を下って少し歩くと道が二手に分れますので、右に曲がります。
3.そのまま直進すると、目の前にTULLY’S COFFEE(西梅田店)が見えますので、右折します。
※TULLY’S COFFEE横にヒルトンホテル(ヒルトンプラザイースト)の表示がありますが、ホテルのビルとは異なりますのでお間違えのないようご注意ください。
4.左手に地下鉄西梅田駅の改札が見えます。そこを過ぎるとヒルトンプラザウエストとハービスエントの入口が見えますので、向かって左手のヒルトンプラザウエストへ進みます。
西梅田駅からお越しの方は改札を出ると左手に入口が見えます。
5.エントランスに入ってすぐ右手にオフィスタワーの入口がありますので、そこからタワーへ入館します。そしてエレベーターで14階へと上ります。
6.エレベーターを降りて通路を進むと龍谷大学大阪キャンパスに到着します。
例会が「セミナールーム」にて実施する場合は赤矢印へ、「研修室」で実施する場合は右手(青矢印)の部屋へお入りください。