三国志研究会(全国版)

竹内真彦龍谷大学教授が主催する三国志研究会(全国版)の例会等の活動について発信する公認された非公式サイトです。アカデミズムの枠に縛られず「三国志について知りたい」「三国志について語りたい」方であれば、どなたでも自由にご参加できます(参加費無料)。

学術講演会「私はなぜ三国志を研究するにいたったか?」

三国志学会が主催する学術講演会「私はなぜ三国志を研究するにいたったか?」が2017年9月2日(土)13時半より、龍谷大学 響都ホールにて開催します。

 

この講演会では若手研究者二人をお招きして、三国志を研究するに至った理由をテーマにご講演いただきます。聴講無料、および事前申し込みは不要です。

 

【講師紹介】

佐藤 大朗(さとう ひろお、三国志学会会員)

1982年愛知県生まれ。大阪大学文学部人文学科(日本史学専攻)卒。会社員。

2007年、ホームページ「いつか書きたい『三国志』」公開。2011年より、三国志学会『三國志研究』に投稿開始、「袁術による皇帝即位の過程とその正当性」(第六号 2011年)、「漢魏各目おいの固有性--「天子」の再定義と「禅譲」の創出ーー」(第九号 2014年)、「『資治通鑑』編纂手法の検証(中平五年~建安五年)」(第十号 2015年)など。小説同人誌『曹丕八十歳』『反反三国志』作成。

 

井口 千雪(いのくち ちゆき、九州大学人文科学研究院文学部門講師)

1986年広島県生まれ。2015年 京都府立大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。博士(文学)。

同年、「『三國志演義』三系統の版本の継承関係ー劉龍田本をてがかりにー」(『東方学』127輯)およびこれに関連する研究活動で第34回東方学会賞を受賞。2017年4月より現職。著書に『三國志演義の成立史の研究』(汲古書院 2016年)。

【総合司会】

竹内真龍谷大学 経済学部教授)

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私はなぜ三国志を研究するにたったのか?」(PDF:345KB)

 

主催 三国志学会 http://sangokushi.gakkaisv.org/index.html

問合せはまたはinfo@3594.infoメールはこちらへ)まで

 

JR京都駅 八条東口より徒歩約1分

【終了】第15回 三国志研究会(全)例会のお知らせ

第15回目の三国志研究会(全国版)例会開催のお知らせです。

9月2日(土)に龍谷大学 響都ホールにて学術講演会が開催される都合により、次回は翌9月3日(日)に開催となります。日時や会場が変動しますのでご注意ください。

【日時】

2017年9月3日(日)13時30分~16時00分

 

【会場】

キャンパスプラザ京都6階 龍谷大学サテライト

 

【プログラム】

13時30分~14時30分 佐藤 ひろお

 「魯粛関羽の単刀会の検証-『三国志集解』『建康実録』『資治通鑑』を横断的に比較して-」

14時45分〜15時00分

 参加者自己紹介

15時00分〜16時00分 竹内 真彦(龍谷大学教授)

 「演義校勘日記(第5回)」

※発表順が前後したり、内容が変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

※途中入退室は可能です。

 

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【集合】

13時15分までにキャンパスプラザ京都 1階のロビーにお集まりください。

 

参加ご希望の方は三国志研究会のアカウント(@3594ken)にリプライかDM、またはinfo@3594.infoメールはこちらへ)までご連絡をお願い致します。

〒600-8216

京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939

京都市営地下鉄烏丸線近鉄京都線、JR各線「京都駅」下車。徒歩5分。

 

開場までのアクセスはこちらをご覧ください。

3594rm.hatenablog.jp

一般公開講座「三国志の世界に遊ぶ-関羽の物語―」

栄中日文化センターにて、本研究会主催の竹内真彦龍谷大学教授が担当される講座「三国志の世界に遊ぶ-関羽の物語―」(全3回)が、2017年8月22日(火)、8月29日(火)、9月12日(火)の13時~14時半に開講します。

 

各回ごとのテーマは以下の通りです。

8月22日(火) 「『三國志』の関羽

三国志〉について概説した上で、歴史における関羽の事蹟 について紹介します。

 

8月29日(火) 「関羽赤兎馬

関羽の愛馬とされる赤兎馬関羽の関係について考えます。

 

9月12日(火) 「関羽と青龍刀」

関羽の武器とされる青龍偃月刀について、その由来を考えます。

この講座では中日文化センターの会員だけでなく、一般の方でも受講することが可能ですので、お近くにお住まいの方や、ご興味をお持ちの方は参加されてみてはいかがでしょうか。

 

受講費

  会員:8100円

  一般:9072円

 

申し込みや講座の詳細については以下よりご確認ください。

三国志の世界に遊ぶ 講座詳細|栄中日文化センター

 

〒460-0008

愛知県名古屋市中区栄4丁目1-1 中日ビル4階

地下鉄東山線または名城線「栄」駅より徒歩3分。

三国志関連電子文献の紹介

中央研究院漢籍電子文献

http://hanji.sinica.edu.tw/

台湾の国立研究機関「中央研究院」が運営するwebサイト。様々な文献史料のデータベースが公開されています。

使い方

漢籍全文資料庫」をクリック

ページ下部の「免費使用」をクリック

 

【基本檢索】の検索ボックスに検索したい語句を入力し実行すると、データベースに収められている文献を横断的に検索することができる。

また旧字体新字体の両方に対応しているため、例えば「関」で検索すると結果に「關」が反映される。

【全庫瀏覽】の「史」より「正史」を展開すると『後漢書』や『三國志』『晉書』が、また「集」 より「小說」を展開すると『三國演義』を読むことができる。

 

中國哲學書電子化計劃

http://ctext.org/zh

様々な史書や類書等を収録するデータベースで、漢代以前について記された文献は「先秦兩漢」に、漢代以降の文献は「漢代之後」に分類されています。

「先秦兩漢」の「史書」には『東觀漢記』や『後漢書』が、「漢代之後」には『世說新語』や『三國志』『水經注』『神仙傳』『三國演義』『太平御覽』等が収録されています。他にも「圖書館」のタグより様々な文献の影印画像データを見ることもできます。

使い方

左フレームより閲覧したい文献を選択すれば、本文を閲覧することが可能。

また「在」で検索範囲を指定(書物や先秦兩漢、漢代之後)し検索語句を入力、実行すると横断的に検索ができる。

本文は旧字体で表記されているため、新字体での検索はできないので要注意。

 

漢籍リポジトリ

http://www.kanripo.org/

四庫全書をweb検索することができるデータベースです。主に「史部」に収録されている『後漢書』や『資治通鑑』『華陽國志』『安南志畧』など数多の文献を閲覧や横断検索をすることができます。

使い方

目録の「史部」をクリックし、閲覧したい文献を選択。

 

詳しくは以下のページを参照されたい。

漢籍リポジトリの使い方

 

中央研究院両千年中西暦転換

http://sinocal.sinica.edu.tw/ ※2019年7月1日(月)に閉鎖

三國志』や『後漢書』本紀などに記され日にちを中国歴や西暦に変換するサイトです。中国歴から西暦、西暦から中国歴へ変換(旧暦⇔西暦)することもできます。

使い方

例として『後漢書』卷九 孝獻帝紀の「(建安十八年)夏五月丙申,曹操自立為魏公,加九錫。」を用いる。

今回は中歴から新暦への変換のため「中曆->西曆」の欄に入力していく。

まず建安は後漢の年号なので「國號」には東漢を、「帝號」は獻帝、「年號」には建安を選ぶ。

次に年月日を入力していくが、ここで全角数字を入力するとエラーが出てしまうため、半角で入力しなければならない。

□或□年は「或」前の□に年数18を、閏月ではないため、「閏」の前の□はチェックせずに「月」には5を入力。そして「日」は何日なのか不明のため、□或□日の「日」の前の□に丙申を選択する。そして「中曆->西曆」の右にある執行をクリックすると、ページが変わる。

ページ上部に「東漢獻帝建安18年5月 西元213年6月16日(星期三)」と出力される。すなわち建安十八年五月丙申は西暦では213年6月16日(水)ということが分かる。また下の表のピンクで表示されている数字の干支が10を示しており、旧暦では5月10日であることが分かる。

【追記:2019年8月1日】

提供先が変わりサービスが再開しました!

中国歴史地図集

http://www.ccamc.co/chinese_historical_map/index.php

三国志ファンの間で広く知られている譚其驤 主編『中国歴史地図集』(全八巻)を基に作られた地図データベースです。夏、商~清代まで各地の地図を見ることができます。

使い方

左フレームより見たい時代や地域を選択

PCからの場合、右クリック→「画像だけを表示」で表示すると見やすいです

 

古典籍総合データベース

http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/index.html

早稲田大学図書館が所蔵する古典や漢籍をはじめとする、多種多様な資料を収録したデータベースです。三国志関連では陳寿三國志』や『通俗三国志』『絵本通俗三国志』『李卓吾先生批評三国志(李本)』『四大竒書第一種(毛本)』等が公開されています。

使い方

検索ボックスにキーワードを入力し、検索

検索結果で表示された画像をクリックし、「↑画像をクリック(Click here)」をクリック

閲覧方法(HTMLかPDF)を選択

全相平話二種

https://web.archive.org/web/20150822214028/http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp:80/~nikaido/pinghua.html

三国志演義の原型となった物語とされる『三国志平話』と『武王伐紂平話』の画像とテキストデータを公開したデータベースです。現在は製作された二階堂善弘先生が削除されてたため、Internet Archiveを経由しなければ閲覧ができません。

使い方

閲覧したい『平話』の巻を選択しクリック

葉逢春本《三國志史傳》

http://www.babelstone.co.uk/SanguoYanyi/YeFengchun/Contents.html

関西大学教授 井上泰山先生がスペイン・エスコリアル修道院にて発見された中国本土でも既に佚した天下の孤本『三國志史傳 葉逢春本』の影印を公開するデータベースです。

使い方

閲覧したい巻や題を選択しクリック

リンク先のページのタブでページを進めたり、巻を変更する等の操作が可能

【終了】第14回 三国志研究会(全)例会のお知らせ

次回の第14回目の三国志研究会(全国版)例会開催のお知らせです。

【日時】

2017年7月30日(日)14時00分~17時30分

【会場】

ヒルトンプラザウエスト オフィスタワー14階 龍谷大学大阪梅田キャンパス

 

【プログラム】

14時00分~15時00分 菅澤 博之

 孫子講座「地形篇」

15時15分~16時15分 教団

 「関西の関帝 其の二」

16時30分~17時30分  竹内 真彦(龍谷大学教授)

 「演義校勘日記(第5回前)」

※発表順が前後したり、内容が変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

※途中入退室は可能です。

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【集合】

第1部よりご参加される方は13時45分にJR大阪駅桜橋口改札前にお集まりください。第2部以降よりご参加される方は直接開場までお越し下さい。

 

参加ご希望の方は三国志研究会のアカウント(@3594ken)にリプライかDM、またはinfo@3594.infoメールはこちらへ)までご連絡をお願い致します。

 

 

〒530-0001
大阪市北区梅田2-2-2

JR大阪駅 桜橋出口より徒歩4分。

大阪市営地下鉄 四つ橋線 西梅田駅 3番出口すぐ 地下通路で直結

 

アクセス方法はこちらをご覧ください。

3594rm.hatenablog.jp